先月、息子の友人が37歳という若さで急逝しました。
仕事は順調、家庭も円満、スポーツ万能で誰からも好かれる彼。「死」とは無縁で、これから長い人生が続いていくと誰もが信じて疑わなかったはずです。遺されたご家族、特に息子に先立たれたご両親の心中を思うと、涙が止まりません。
両親や義父母を見送ってきた私は、年齢からして「次は夫か私だろう」とどこかで決めつけていました。だからこそ、自分の終活を身近なこととして捉え、整理したものを息子に託そうと準備を進めていたのです。
しかし、今回の出来事で突きつけられました。 「死の順番は、決して年齢順ではない」という現実を。
身の回りにある「目に見えて触れるモノ」は、いつか誰かが処分してくれます。 けれど、厄介なのは「デジタル遺産」と呼ばれる、目に見えず触れることもできない遺産です。これらは自ら伝えない限り、誰にも気づかれずに残り続けてしまいます。
それがプラスの財産なら「知らぬが仏」で済むかもしれません。しかし、サブスクリプションなどの「負の遺産」は別です。解約されない限り、遺された家族にとって知らぬ間に負債となり、迷惑をかけることになってしまいます。
これまでは「私のサブスク一覧」をまとめて息子に共有しておこうと考えていましたが、今回の悲しい出来事を警鐘と捉え、考えを改めました。
これからは、私だけでなく息子自身のサブスク状況も確認し、お互いの共有事項にしておこうと思います。
「その日」はいつ、誰に訪れるかわかりません。 だからこそ、大切な人を困らせないための準備を、年齢に関係なく家族で話し合っておくべきだと強く感じています。
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